商品詳細
36°一轍(いってつ)
- 生産地 鹿児島県・醸造元 (株)尾込商店
- 2004年、もっと芋らしい味わいのある焼酎を造ってみたいと、
特に出来の良い黄金千貫を用意し、芋のヘタを切らず、そのまま仕込まれています。
出来た当初こそ芋々とした味わいがありましたが、まだ雑味が強すぎたため、
当時この焼酎は世に出ることはありませんでした。 - 翌年、蔵の改修に伴い設備が変わると、その後仕込んだ焼酎の味も幾分変わってしまいました。
これ以降蒸留機に手を加えたり、仕込み配合をかえたりと試行錯誤の年月が続いたそうです。
紆余曲折があり、今やっと尾込商店として造りたい焼酎のかたちが
おぼろげながら見えてきたようです。 - 「一轍」は昔の蔵で仕込んだ、蔵に残る最後の原酒で、以前の尾込商店の味わいを残す唯一の
焼酎です。干支を一巡りするほどの時間がかかりましたが、雑味は複雑な味わいへと変化し、
果実を感じさせる甘い香りがひろがる焼酎になり、この度ようやく世に出ることとなりました。 - この間起こったさまざまな出来事が、蔵元さんたちが進んできた道に刻まれた
一つの轍(わだち)のように思えて、この焼酎を「一轍」と名付けたそうです。 - 2004年に仕込んだ原酒を12年以上熟成させた古酒です。
度数は36%です。原料に黄金千貫をつかい、白麹で仕込んだ限定芋焼酎です。